【女性指導者の本領発揮2】競泳『松田丈志選手』と『久世由美子コーチ』のエピソード《限界突破とあきらめない》
2016年のリオデジャネイロ五輪で52年ぶりとなる銅メダルを獲得し、現在はスポーツジャーナリストとしてご活躍の元競泳選手『松田丈志さん』のお話です。
五輪では2004年のアテネから2016年のリオデジャネイロまで4大会連続で出場し、銀メダル1つ、銅メダル3つを獲得した松田選手ですが、その厳しい競泳人生において支えとなったのは、『久世由美子コーチ』の存在があったからといいます。
2人の固い絆は、松田選手が4歳の頃より築かれたものです。幼少時代の練習環境は屋根がビニールハウスでできたつくりのもので決して恵まれた環境ではありませんでした。
しかし、久世コーチは高い目標を与えて、工夫して努力するということを教えていたそうです。
そのため松田選手が小学生の頃に頭角を現すようになると、自分よりレベルの高い中学生の大会を見せたり、高校生になってからは年齢制限のないシニア大会に出たがるように合宿に参加させたりしていました。
これらはすべて日本代表入りを目指してのことでしたが、2人の関係性は揺らぐことなく続き、松田選手の久世コーチへの信頼はさらに強いものとなりました。
松田選手はインタビューで競技への取り組み方について 「僕は常に自分の限界に挑戦して競技に取り組んでいたので、どんなにきついことや苦しいことでも、とにかく向かっていく姿勢を持っていたいと思っていました。そうでなければ結果も出せないと考えていましたね」と語っています。
松田選手の言葉からも久世コーチの指導が生かされていたことがわかります。
『限界突破』と『あきらめない』ことはスポーツにおいても、学習においても重要なことであり、現状に満足することなく常に上を目指していくことが目標を達成することのできる人だといえます。(この『限界突破』と『あきらめない』は当会の理念の1つです)
また、北京五輪後に契約した企業とのスポンサーが切れてしまったあとも、久世コーチは計600通にもわたるスポンサー契約をお願いする手紙を企業に送っていたのです。
久世コーチはインタビューで「出発点となる夢は、指導者ではなく選手自身が描くもの。指導者は夢を形にするために手を差しのべたり、引っ張りあげたりすることです」と語っていました。
当会の『プロ家庭教師』も、生徒さんの目標を達成するために一生懸命指導にあたりますので、生徒さんにも自分自身の夢や目標に向かって頑張ってほしいです。
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